E-YAN Vol.01


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「iPhone を用いた東大阪まち活性化プロジェクト」

本プロジェクトでは,「ものづくりのまち」から産み出される商品について、それに関わる人々の姿が一般の人々に見えるようにすることによって、より付加価値の高い商品になる可能性と「専門技術者が集うまち」から「多くの人が技術にふれられるまち」と、より親しみのあるまちのイメージがふくらむことも期待してつくりました。

「ものづくり」と「まちづくり」は両者がすぐには結びつかないものですが、近年では,液晶テレビの「○○モデル」にもありますように,高品質な生産品がまちのイメージひいてはそれを育む地域の人々のイメージにもなりつつあります。

製品だけでなく、技術や製品情報の生産も中継も購入も利用も全て「ひとの為せるワザ」であり、本プロジェクトではそれらの情報提供と情報のアクセシビリティを促進することが新たなものづくり・まちづくりに欠かせない要素ととらえています。

「東大阪」といえば「ものづくりのまち」として一定のブランドが定着していますが、その具体像は一般の人々にわかりにくいことも否めません。専門技術者への情報提供だけでなく、一般の人々にもわかりやすく、製品になるまでの途中プロセスが斬新なアイディアや努力の賜物であること、品質を追究する生産者の人柄によること、あるいは技術者が互いに連携する姿などを一般の人々に広く知っていただき、興味をもっていただくことも重要になってくると考えれます。

本プロジェクトでは、製品に込められた「物語」を通じて、「ものづくりのまち」の雰囲気が伝えられればと考えています。近年の商業キーワードに「口コミ効果」がありますように、一般の人々に口コミの元になる信頼性の高い技術情報の提供を本プロジェクトは目指すものです。

近畿大学理工学部社会環境工学科の学生・教員たちが中心となり、情報取材に赴くことによってものづくりに触れる機会やその体験から知識を得て、またiPhone アプリの記事を読んだ国内外の読者が東大阪のことを知り、また東大阪の技術を認識し、そして東大阪に訪れるという流れをつくり、東大阪の企業がこれを読んだ海外の企業と提携するなど、海外に羽ばたく手助けが出来ればと感じております。

まずは動画や記事を中心に情報発信をしていき、いずれ英語版等アップロードして、内容を拡充していく予定です。